描画モードを駆使して簡単に空を塗り替えよう!#Photoshop
こんにちは~!
新しく写真撮影用に買った三脚と戯れる日々が続いております。やっぱり三脚があると色々な撮影パターンを実現できて、より一層クリエイティブに写真撮影が行えるので持ってない方は是非買ってみて下さい!
では今日の本題。こんな経験ないでしょうか。風景写真を撮りに行ったのに一面曇り空で、
「空が真っ白になっちゃった(゚Д゚;)」
っていう経験。これ、普通に辛いですよね~。せっかく遠くまで風景を撮りに行ったのに白い空ばっかりだと正直萎えちゃいますよね。
なので、今回はPhotoshopの描画モードを駆使して簡単に空を差し替えてみようと思います!
ただし、今回は注意点が2つあって、
- 空が全体的に白一色。
- 空との境界線がはっきりとしている
以上の2点が重要になってきます。やはり簡単に出来る方法ってのもあって、ある程度の条件は付いてきます。今回のやり方で無理だった場合は、また別のやり方を模索していく事になります。
では、スタート!
①写真をPhotoshopで開く
私は、この写真を使ってやってみます。
もはやここまでくると、清々しいまでに白いです。純白です。
②ブレンドする空の写真を用意する
次に、合成したい空の写真を用意します。
私は夕焼け空をチョイス。 用意する空の画像は、ブレンドする写真のサイズと要相談になります。
写真の画像サイズよりめっちゃ小さい空の画像を用意すると、拡大のオンパレードで画質がご臨終されてしまいますので....。
③実際に合成してみる
では合成してみます。
用意した空の画像を写真の上に読み込んで、出来る限り写真の空の境界線まで持っていきます。
こんな感じで写真の空さえ隠れれば大丈夫です。
続いて、空の画像の描画モードを「乗算」に変更します。すると、
こんな感じで空がブレンドされました。ですが空の画像の境界線が、くっきりと残ってしまっています。そこで、
レイヤータブから、空の画像を右クリックして、「レイヤー効果」を選びます。
そうするとレイヤースタイルのタブが開かれるので、ブレンド条件の下になっているレイヤーの左側の三角を右へ動かします。
上の画像の赤い四角で囲んであるところです!
この三角を使って調整することで境界線が消せると思います。
ですが、それでも写真の空以外の部分に白が多いと残ってしまったりすることがあります。その場合は、投げ縄ツールなどで、その部分を範囲選択して、消してやってください!
④写真全体に雰囲気を付ける
空が差し変わったので、続いて写真全体に空の色を馴染ませてあげます。
もう一度同じ空の画像を読み込んで、画面いっぱいに拡大したら、上のメニューバーから「フィルター ➡ ぼかし ➡ ぼかし(ガウス)」を選ぶ。
こんな感じで思いっきりぼかします。ぼかす度合いを決めて「OK」を押したら、描画モードを「ソフトライト」にします。
こんな風になります。あとは、不透明度を弄って自然なレベルに調整します。
⑤仕上げ
さあ、遂に仕上げです。
今まで作成してきたレイヤーをすべて表示状態にしたまま、一番上のレイヤーを選択した状態で「CTRL + SHIFT + ALT + E」を押します。すると、現在表示している全レイヤーを統合したレイヤーが作られます。
このレイヤーを選択して、上のメニューバーから「フィルター ➡ Camera Raw フィルター」を選ぶ。
すると様々な数値が弄れる画面が出てくるので、お好みで調整します。Camera Rawフィルターを使った事ないって人は、是非ともここで好きに触って学んでみて下さい!
これにて完成です!お疲れさまでした!
この方法で空を変えれる写真の場合だと、かなり短時間で編集作業を終える事が出来ます。色んな写真で試してみて、出来そうな写真とできない写真の判断が出来るようになっとくと良いかも.....?
最後に連絡。明日は朝からずっと写真撮影に出かけている予定なので、ブログはお休みする可能性が高いです。ではでは|*´∀`)ノシ))